2018
06.13
06.13

意外と間違いやすい日本語 「煮詰まる」編
前回の「間違えやすい日本語」では、ビジネスマナーでの「了解」の使い方についてご紹介しました。
今回も、意外と間違いやすい日本語を紹介します!
それは、、、、、「煮詰まる」!
とある会社の後輩A
「先輩のご助言で、煮詰まっていた例の件が終わりました!ありがとうございました!」
Aくんは感謝の気持ちを先輩に伝えたかったんです!
ですが、この「煮詰まる」。
本来は「議論・討論が十分に行われ、結論に達する状態となる」という意味!
後輩くんは「煮詰まる」を「行き詰まる」と取り違えているんです!。
「行き詰まる」とは文字通り、「先に進める道がなくなる」こと。
「物事が全く進展を見せない、ドン詰まりになっている」という、真逆の意味。
「行き詰まる」と「煮詰まる」。
良く似た言葉ではありますが、まったく逆の意味をもった言葉なんです!
紛らわしいこと、この上ないですね……。
感謝の気持ちを伝えるはずが、トゲのある言い回しになってしまう。
そんなことにならないためにも、「煮詰まる」の使い方はしっかりと覚えておきたいですね!
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