2017
03.14

5秒間で語れる事

撮影ウラ話

番組をつくる上でロケ終了からOAまでに「編集」という作業がありますが、その編集と同時進行でやらなければならないのが

「ナレーション」を考えること。編集された映像にどんな言葉を入れるのか、ひたすら知恵を絞る作業です。

VTRの放送時間(いわゆる“尺”)は限られているのでナレーションはとにかく文字数を削って削って、ゆっくり読んでも言葉があふれないよう、シンプルにしなければなりません。

必要最小限の情報を残しつつ、どうやって言葉を削っていくか。そんな時はとにかく

「声を出して読む」!

その映像に合わせてゆっくりと、(声は小さくても)口を大きく開けて、何度も何度も読んでいるうちに不思議と削るべき言葉が見えてきます。

例:「福岡市中央区の長浜鮮魚市場では午前3時から競りが始まります。300種類もの魚を取り扱う日本有数の鮮魚市場です」

こんな文章も何度も読んでいるうちに

“福岡市中央区はテロップで表示するからナレーションではカットできるな~”などという考えが思い浮かんだり、

“午前3時もテロップで表示するからカットしちゃえ~” “競りは映像見れば分かるから「競り」もカット!”となり、

 

例:「長浜鮮魚市場の朝は早い。年間300種類もの魚を扱う日本有数の市場だ」

 

もっと読むうちに“ちょっとカッコつけすぎかな~、もっと削れるな~”と、なり、

 

例:「日本有数,300種類の魚を取り扱う長浜鮮魚市場」

映像と組み合わせる事で例文と同じ情報を5秒間で伝える事ができるようになります。

 

文章を読むことで文字数を減らす方法、メールやLINEなど日常でも使えるので試してみてください。

(リンゴ王子)

 

 

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。